高根島　koonejima island　　　(next to Setoda)

坂道を　ぐいぐい登って　いざ高根

橋は道幅が狭いので対向車や人に気をつけて見てくださいね。
(高根大橋を渡り終えてすぐの急カーブにも注意ッス。)
橋から瀬戸田港と反対方向を見下ろすと、今や廃墟と化した町営プール、
その先に海の中にいる亀の首地蔵を見ることができます。

別に左右どちらから周ろうと人の自由なのですが、
当サイトでは右(瀬戸田港側)周りをお勧めします。

理由ですが、
�@道を間違えにくい
(1箇所左折箇所の看板を見落とす可能性)
�Aいい景色を見ることができる
(自転車でも車でも横を見ながら走ることはできるが、後を振り向く事は少ない)

と、もっともらしき理由をつけてみたのですが、
本当は私が右周りでの写真しか持ってないだけ。

水分を補給しときたいぞ、オヤツも欲しいど！ヤニも切れそうだ！
なんて方は、橋を降りてすぐ左手にある中川商店で買い物しておくこともお勧めです。
(私の勧める右周りでは、3/4周するまで店や自販機に出会いませんので･･･)

ここが瀬戸田の中で一番きれいな泳ぎ場所(だと思う)。
海の色もここだけトロピカル。
砂のキメも細かく踏み心地最高。
汚さずに使って欲しいところです。
潮が引くとやたら対岸の瀬戸田港が近くなって船に轢かれないか心配。

平山画伯の｢瀬戸田港｣

上の写真の海岸から少しだけ進むと、平山画伯のスケッチポイントがあります。
ここから見る瀬戸田もなかなかいい景色です。

もう少し視界を広げると、こんな感じ。
瀬戸田港のうしろに瓦屋根の家々が寄り添うように並び、
丘のような向上寺山から国宝三重塔が港を見下ろすように建っています。

ぽつねんと建つ赤いかわいい屋根の家は、瀬戸田側からみても良く目立ちます。

高根から多々羅大橋を見たりしながら走るうちにだんだん道が狭くなってきます。
気付くとみかん畑に囲まれてしまっている。

みかんの花咲く5月、本当に高根も瀬戸田もみかんの香りに包まれます。
中学生の頃は全然気付いてませんでしたが。

潮の匂いだったりみかんの匂いだったり上り坂だったり下り坂だったりでヒィヒィ。
と、なるかもしれませんが、自転車の方は頑張ってくださいね。

自転車で周ることをお勧めしながら、裏切るような告白をすると、
ここに使われている写真は全部車で周って撮ったものです。
(上の黒いクルマ、ぼくの。)
おかげで高根で撮るべき写真を一つ欠いてしまっています･･･。
過去、「日本の５０選」に選ばれているモノです。
私のように先ッチョ好きな人にはお勧めできるものです。

クルマ1台でやっとのトンネル。
先ッチョ好きはこのトンネルにたどり着く前にどこかで左に曲がって行かなくては
いけないんですが･･･とこで曲がるんだっけ？

異次元空間のような感じで撮れました。
途中から洞窟のような状態でチト怖い。

トンネルを抜けたところから。
海の向こうに見える島は、瀬戸田の北に位置する佐木(さぎ)島。
瀬戸田の人達は佐木島と呼ばず向田(むこーた)と呼ぶのがスタンダード。
ちなみに因島(いんのしま)は「いんとー」となります。

この坂道を降りきったところを右に曲がると高根大橋の方に戻ることができます。

左に曲がってずーーっと行くとそのうち行き止まりです。
瀬戸田の北の端にある造船所がえらく遠くに見えるようになります。

保田春彦作　｢球を包む幕舎｣

みかん畑と民家の間の細道をくぐり抜けてくると、海沿いに
しまごと美術館の作品｢球を包む幕舎｣を見つけることができます。
ここから見る対岸の亀の首や高根大橋の奥に見える瀬戸田港の景色もいいですよ。

上の方で左回りを勧めたのは、ここから高根大橋を見ることもなく
背にして通り過ぎそうな気がしたからです。
ここからの景色がいいなと気付いたのは実は当サイトにある「島ごと美術館」で
写真を撮り始めてからのこと。
中学生の頃にはＭ君の所にファミコンしに通ってましたが、
全然そんなこと思いませんでした(^_^;)。年のせい？

十数年ぶりに瀬戸田に戻りましたが、初めて気付くこともまだまだ多いです。