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瀬戸田の黄昏すぺいす

−瀬戸田の好きなところ、思い出をおりまぜながら−
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サンセットビーチ






瀬戸田を離れて暮らすまで、実は海なんてそれほど意識したことがなかった。
長野県の美しい山々に囲まれたところで暮らすようになってからのことだと思う。海−それも自分の見慣れた瀬戸内海−を意識するようになったのは。

車を運転するようになってからは瀬戸田に帰省をするたび、ほとんど毎日サンセットビーチに行って、ひょうたん島や大三島、大久野島、竹原を眺めてしばしの時を過ごした。
心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく思いつづれば あやしうこそものぐるおしけれ
などと、徒然草パクリのような感じでたそがれてみる。
 
島ですることがないから海に行くんでしょ?と言われてしまうと実はその通りとしか答えようがないんだけど。
むやみやたらと黄昏たくてではなくて、行く場所がないからサンセットビーチでほげーとしていたのも事実・・・。

でも、逆をいうならば、海を見てるとたくさんの時間を過ごしてしまえるのも事実なのである。





砂浜におだやかに打ち寄せるさざなみを見る。
目をつむってさざなみの音を聞く。
海に映る太陽のきらめきを見る。
海に映る雲のかたちを見る。
海のいろの違いを見つける。
潮の流れの違いを見つける。
波のかたちが風でどのように変わるか見てみる。
船の数を数える。どんな船が通るか見てみる。
近くの島と遠くの島の色の違いを見る。
風が運ぶにおいを感じてみる。
風をからだ全体で感じてみる。

自分のもつ感覚を研ぎ澄まして、何をどこまで感じることができるのか試してみる。
自分の感覚で遊んでみる。

そんなことをしてるうちに、いつの間にか景色のことを忘れて自分の内面を見てるかもしれない。

それに飽きたら砂遊びをすればいい。
それに飽きたら貝殻を探してみればいい。

ちょっとした遊び道具、ちょっとした食べ物を持っていくとますますいいかもしれない。



※サンセットビーチは人工海岸。ですので通常このあたりでは取れないきれいな貝殻も見つかります。 今は大物を見つけるのは結構困難ですが・・・。

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