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瀬戸田の黄昏すぺいす

−瀬戸田の好きなところ、思い出をおりまぜながら−
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観音山

観音山は別名ひのたきさん(火滝山)と呼ばれていて、そっちの方がぼくとしては馴染み深い。
瀬戸田で一番高い山で、初日の出を見にこの山によく登ってたと思う。よく見えるときには四国で一番高い山、石鎚山(いしづちさん、1982m)も見ることができるらしい。
標高472mとはいえ、登るのは結構時間を要したと思う。1時間半くらいかかったっけ?最後に登ったのは高校生くらいの時だったと思う。
観音山:駐車場からひょうたん島を臨む


それ以降はめんどくさがりやのぼくは、登り口のある駐車場のところまでしか行ってない。
そこからでもひょうたん島、竹原、大三島、大久野島くらいは見渡せる。

昔は徹夜で友達とファミコンして騒いだ後に、自転車を漕いで、でも日の出の時間に間に合わなくなりそうだったから途中で軽トラのおじさんに載せてもらって駐車場まで連れてってもらい、 登り口から走って駆け登ってギリギリ日の出に間に合った時には疲れたなぁ。その日は帰ってから一日中寝てた。

もっと昔、小学校一年くらいの時には父親と夜中から行ったことがある。寝てたところを起こされ分厚いジャンパーを着させられ、行き先も教えてくれないまま バイクの荷台に乗らされて連れて行かれた。冬の海風がとても寒かったように思う。いや、あれはバイクに乗ってたせいか。
訳も分からず拉致され、真っ暗な山の道を歩かされた時の記憶は無いけど、たぶん不平を言いながら騒いだり背負ってもらったりしながら登ったのだと思う。 山頂の近くの山小屋で夜を明かすことにする。父親はいろりで暖をとろうとして火をつけるが、一向に火がつかず暖かくならない。火がつくどころか煙しか でてこず、小屋の中は煙だらけ。私の父親は二酸化炭素中毒で心中するためにココに来たわけでは無いはず。しかし煙しかでてこない。 窓や戸を開けて煙を追い出し、つけ損なった火を消しひと段落して振り出しに戻る。クソ寒かったけど、ぼくは疲れ果てて結局寝る事ができた。 父親がそのあと火を点けることができたのかは定かではない。
夜が明け、父親に起こされ小屋を出ると沢山の人が集まっていた。小屋の裏側の崖っぷちに周り、人生初の初日の出を見た場所、観音山。


…分かりにくいけど右下の方です…



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