島ごと美術館

〜島の風景と一緒に味わう〜
TOP / 宿案内 / 宿泊料金・ご予約 / 場所 / 生口島について/ 島ごと美術館 / みかん / 黄昏すぺいす / りんく / 管理人
作品
@1羽の鳥の為に
A風の中で
B空へ
C凪のとき 赤いかたち/傾
D波の翼  
E地上と地下の間で
Fねそべり石
G球を包む幕舎
H海からの贈り物
Iうつろひ
J飛石
K千里眼
Lベルデールせとだ
M地殻
N塩池
OCATS DANCE
P空/海 YURAGI

作品展示場所
£番外編  
わしもみてきた
 
  新宮晋(しんぐう すすむ)       「波の翼」

なみのつばさ

ステンレス・帆布
H:627cm φ490cm



 私は生口島を好奇心いっぱいの目で探検して回った。そして素晴らしい場所を見つけた。
岸から20mぱかり離れた、波に洗われる岩礁だ。
一日に3.5mも潮の干満の差があるので、その岩礁は、ときには海中に没したり、陸とつながったりする。 地球の部分でありながら月の影響を頼著に受け、太陽に焼かれ、強風にさらされる所だ。

私は、さまざまな自然の交差するこの岩礁に、ささやかな人工物を立ててみたいと思った。 そして、「波の翼」のイメージが浮かんだ。

白い三角の帆を組合せたようなこの作品は、ほんのわずかな風にも反応し、はてしなく変化する。ひらひらと舞うこの幾何学的な形は、岸辺から見ると、海や空、船や島といった無限に広がる風景に溶け込んだ存在になる。夜は、岸辺からの照明で、暗い海にくっきりと浮かぴ上がる。






上に戻る






100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!